殆どのドラマーは近所にあるスタジオのドラムで練習や演奏をするだろう。必要に応じて機材をカートなどに積んで持ち運びをする人もいる。しかし、ドラムを一から組み立てる機会というのはあまり少ない。なぜならスタジオの時間も限られていて、勝手にいじると元に戻さなければならないからだ。実際にプロの世界でもローディという機材の組み立て、メンテナンス専門の付き人がいて、アーティストが演奏しやすいよう環境を整え、音楽活動をサポートしている。現在は、各メーカーの出している小口径キットやコンパクトドラムの登場により、手頃な価格でドラムが購入でき、その軽量さから、様々な場所での活躍が期待されている。今回はそのドラムの組み立て方について紹介していく。
①ハードウェア類を立てる。
最初にライドやハイハットを置いてセッティングのスペースを確保する。あらかじめセットの大きさを把握することは、バンドやユニットで演奏する際に他のパートとのスペースの調整において重要で、屋外以外にもバーなどの演奏でドラムを持ち込む機会がある時によく行う。あとで微調整がしやすいようペグを外側に向けよう。
②バス、フロアの設置バスやフロアタムは皮物(太鼓類)の中でも外側に位置する。
特にバスは一番大きく、セットの中心なので、先に置いて周辺との兼ね合いを考える方が良いだろう。
③三点セット椅子の高さを調整し、叩きやすい高さにスネアを設置する。
④タム類を設置タムを付ける。
⑤シンバル類をつけるシンバル類をつける。
⑥最終調整ペダルの設置、ハイハット、シンバルの高さ、脚の長さ等最終的にしっくりくる調整に仕上げる。
後半は、ほとんど個人の嗜好なので動画でもあまり言葉で紹介することは出来なかった。正直②以降は順番は無くてもよい、個人のやり方でなんとかなると個人的には感じている。ひとつ言えるのはセッティングは片付けを含め日が出ている内にやった方がいいという事である。外というのは暗くなると意外と視野が狭い。街灯やライトがあったとしてもドラムのような大きいもの全てを照らしきれるわけではない。また、夜になると「うるさい」と苦情が来るリスクも高まるので、早めに撤収しましょう。
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